4Sep
人間関係がうまく行かない、自分が好きになれない、いつもつらい恋愛をしてしまう、など、自分でもなぜそうなってしまうのかよく分からない時、それはあなたの子供の時の体験が原因かもしれません。
退行催眠(年齢退行)は、その辛い体験をした子供の頃に戻って、本当はその時どうしたかったのかを探り、その時はできなかった事を、イメージの中でもう一度やり直してみる事ができます。
そうする事で、その時に感じてしまった「自分は何もできない」「そのままでは人に嫌われる」「誰も助けてくれない」などの、不適切な信念を手放すことができるようになります。
人は病気になったり、ケガをしたりしながら大きくなるように、心も時に傷つきながら大きくなります。それは貴重な経験でもありますが、まだ幼くてその意味を正しく理解できない時、そしてその事を誰も分かってくれなかったり、守ってもらえなかった時、間違った対応の仕方や考え方・行動を身につけてしまいます。
実際、催眠状態で出てきた体験は、大人から見たら小さな出来事である事も多いです。小さい時には広い所だと思い込んでいたのに、大人になって行って見たら、ひどく狭い所だったのに驚かれた方も多いでしょう。それと同じ事が、心の中でも起こっているのです。
大人になったら、もう狭さに苦しむことはないのです。現実をしっかりと見つめ、大人のあなたにふさわしい信念や考え方・行動を取り戻しましょう。