30Nov

催眠療法を受けて頂く時、たまに 思ったようなイメージ体験ができない時があります。
子供の頃に戻りたいのに、戻れなかったり、 前世を体験したいのに、イメージが湧かなかったり、そんな時は、とてもがっかりしたり、焦ったり 「自分にはできない」と落ち込んだりしがちです 。でも、そんな風に感じる気持ちの中には「もっと別のイメージを体験して欲しい」という、無意識のメッセージがあるように感じます。
がっかりしたり、焦ったり、落ち込んだりした時、その気持ちに寄り添って、辛抱強く、優しく、そのイメージと対話を続けてみましょう。
そうすると、その気持ちが入り口となって、がっかりする気持ちは前向きな気持ちに、焦る気持ちは落ち着きに、落ち込んだ気持ちは元気さに、というように、それぞれが素敵に変身してくれます!だから、がっかりしたり、焦ったり、落ち込んだりしても大丈夫。本当に不思議な、無意識の世界です。
頭では「前向きな気持ちになりたい」と願っても、知らないうちに後ろ向きな気持ちになっていたり、何でもないのに、いつの間にか不安や寂しさを感じていたり、そんな時も「その気持ちをしっかり受け止めて」という、無意識のメッセージがあるのでしょう。
「時間薬」という言葉がありますが、いくら時間が経っても、ネガティブな気持ちが消えない時、その気持ちを忘れよう、手放そう、と思うのではなく、その奥にある、本当の気持ちを探してみませんか?