30Jun

先日、新聞にベテラン整体師の方の言葉が載っていました。
「人に勧められて無理矢理つれて来られた人は治療すべきじゃないと思っています。自分から本気でやってみようと決意のある人は、必ず良い結果が出ます」
(毎日新聞・2017年6月14日)
なるほどと思いました。これはセラピーでも全く同じですし、教育やスポーツ、趣味の世界でも同じ事が言えるでしょう。だって、上達したいと本気で思っている人の方が、そうではない人より早く上達するのは当然ですよね。
セラピーでも「直るなら何でもやってみたい」という方にとても早く効果が現れるのは確かです。それは、セラピーは「心の中」という、その方にしか分からない世界を扱いますので、セラピストを信頼して、そのお心の内を見せて頂けなければ、必要なお手伝いをする事ができません。
なので「本気でやろうと思った時」は、同時にセラピストを信じようと思って下さった時だと思います。上記のベテラン整体師の方も「患者さんとの信頼関係を結ばないと治療はできない」と書いておられました。
これも教育、スポーツ、趣味、どんな世界でも同じ事でしょう。信頼できる指導者と巡り会える事が、上達の大きな力となりますからね。
ところで「催眠療法は何だか怪しい、でも勧められたから来てみた」という方もたまに来て下さいます。そんな時は、ぜひ信頼して頂けるよう、私も心を込めて「催眠療法や無意識・心の世界」についてお話しさせて頂きます。
その結果「催眠療法は怪しくないのですね、安心しました」と言って下さると、とても嬉しくなります。
(メルマガコラムより)