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菜の花ブログ

罪悪感とコントロール感

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心の健康のために手放したいものの一つは「罪悪感」と思っています。

本当に悪いことをしてしまって、相手に損害を与えた時は、しっかり謝って、二度とやらないように気をつければ良いのです。でも罪悪感は、因果関係のはっきりしない、ただの個人的な感覚です。

相手が何か不機嫌そうだったり、いつもと様子が違っていても、その原因を「自分が悪いから」と思うのは、多くの場合、勘違いです。不機嫌そうに見えるのは、ただ疲れただけかもしれないし、いつもと様子が違うのは、何か個人的なトラブルがあったのかもしれせん。

冷静に現実を見ていれば、そのように推測することができますし、その人の不機嫌や様子の変化は、自分には関わりはない事が分かります。

さて、タイトルの「罪悪感とコントロール感」ですが、この2つは、コインの裏表のように、とても似ています。

「罪悪感」とは「自分の言動が、相手を苦しめた」と感じる事。「コントロール感」とは「自分の言動が、相手の行動を左右した」と感じる事です。これは「自分が、相手の言動に振り回された」と感じる事も含みます。どちらも、ある人が相手の言動に影響を与えたと感じています。

ところで心の世界では、人は相手の言動に直接影響を与えることはないと考えます。

例えば、どんなに正しいアドバイスをしたとしても、それを取り入れるかどうかは、アドバイスを聞いた相手が決めることです。言われた事を無批判に取り入れてしまうのは、マインドコントロールの世界であって、対等な関係では、あってはならない事でしょう。

結果として自分が相手をコントロールしたように見えても、実際は、相手は自分の意志でその意見を取り入れたのです。コントロールされたのではありません。

「自分の言動が相手に影響を与えている」と感じるのは、それはきっと子供の時の、親との関係から来ているでしょう。子供の時は、親と一心同体のようなもの。親の行動はダイレクトに子供に影響しますし、子供の行動も親に影響を与えます。

でも、社会人になったら、自分の自分の言動の責任は自分で持ち、他人にその責任を取らせる事はしない、それが大人の態度ですね。

良い人間関係というのは、お互いが相手の考えや行動を尊重し、適度な距離を保って、良いと感じた事は、ありがたく取り入れ、自分には合わないと感じた事は、取り入れない、そうする事で作られるのではないでしょうか。

もし何かに罪悪感を持ってしまったら、それは誰かにコントロールされていた子供時代のなごりと思って、今までいてくれたことに感謝しつつ、今はもう、そっと手放しましょう。

(メルマガコラムより)

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