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菜の花ブログ

パチンコを止められない

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タバコやお酒・ギャンブルなどは、時によって依存症と呼ばれるような悪癖となりますが、その原因は、無意識的に悪癖に何かのメリットを感じているので、意思の力でやめようと思ってもなかなか難しいのです。

メリットとは、例えば「気持ちが落ち着く・集中できる・自分の居場所と感じる」などですが、悪癖を止めると、これらのメリットもなくなってしまうので、無意識はいつまでも止めたくないのです。

催眠療法では、悪癖以外でメリットが得られるようにする事で、悪癖を止める事ができます。ただ、メリットがない場合もあったので、ご本人の了解を得てご紹介いたします。

Tさん(40代・男性)は、10年以上パチンコを止められなくて困っていました。パチンコ店の前を通ると店に入らずにはいられなくなり、そのまま何時間も夢中でやり続け、気がつくと万の単位のお金がなくなっていたそうです。

Tさんの感じる「パチンコのメリット」は、その間は何も考えなくて済む事でした。確かに、色々な問題を抱えていると「何も考えなくて済む」時間は、心が休まる大事な時間です。

Tさんの場合も、何かの問題が起こった時がパチンコを始めたきっかけになった可能性を考えて、催眠療法の中で最初にパチンコを体験した時に戻って、その当時のTさんに会い、話を聞いてもらいました。

ところが、当時のTさんは特に悩みがあったわけではなく、ただ軽い気持ちでやっているだけで、特に「何も考えなくて済む」時間も必要なかったと分かり、Tさんはちょっとびっくりしていました。

でも、これがきっかけでのめり込んでしまったのなら、ぜひともやめてもらう必要があります。それで、Tさんから当時のTさんに「パチンコはやめた方が良いよ」と伝えてもらいました。

ところが当時のTさんは、本当に気軽にやっているだけなので、その言葉を全く聞いてくれません。そこでさらに「そのまま止められなくなって、お金も時間もたくさん使ってしまい、大変な事になるよ!」と、告げてもらいました。その後どんなひどい事になったのか一番よく知っているTさんなので、とても説得力があります。

おかげで当時のTさんは、やっと事の重大さに気がつき「そんな恐ろしい事になるのなら」と、もう二度とパチンコをやらない事を約束してくれました。そして、パチンコに代わる健康的な趣味を見つけてもらいました。新しい趣味を見つけた当時のTさんは、とても楽しそうです。

当時のTさんの楽しそうな様子を感じながら、Tさんに、改めてパチンコ店の前を通るとイメージしてもらうと、特に何も感じない、入りたいとも思わないとの事でしたので、催眠療法を終了しました。

セラピーでの体験は、Tさんもとても意外だったそうです。そしてご自身も新しい趣味を満喫できる気がして、心がとても楽になったそうです。

Tさんには依存的な所がなかったのに、パチンコというギャンブルを体験しただけで、長年にわたってパチンコ依存症のような症状に悩まされてきたのです。改めてギャンブルの危うさ・恐ろしさが実感されました。

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