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催眠療法のご感想

M.Nさん (30代  女性)

今回のセッションほど自分の発した言葉を忘れ、想像をしていなかった前世に到達した事はありませんでした。過去に受けたセッションで自分を覆った壁を一枚ずつ壊していったからこそそこまで潜在意識の深い所へたどり着き、また、現在気になっている事への本当の要因や、真の願望(セッションを通して見つけた)の未来を見せてもらったんだと思います。

私のペースでじっくり見える映像を待ちながら、セッションを進めてもらう永井さんのやり方も、私の潜在意識が出やすかったんだと思います。なぜならば、セッション中は、意識のはっきりしているところもあったから、見える映像について「これって原因に関係あるの?」、口から出ている言葉が、「私は、そんな事言えない!」等何度か内的討論がありましたが、ぐるっと回って催眠に入る前に永井さんと話した“希望”に、見た事全てが結びつきました。びっくりしました。途中で無理やり軌道修正されていたら、答えは見れなかったかもしれません。

催眠療法を数回行うか、数十回行うかは個人によって差はあるものの、受けた事により、かならず自分の中に答えがあるのだと分かる時がくると実感しました。永井さんの所では、特に見た映像や感じた事が自分の芯にずしっと残ると思いました。

催眠療法を受ける事や人に自分の思いを聞いてもらうという行動は、とても人間の自然な行為だとこれから催眠療法等受けようかと考えている人には思ってほしいです。特別な事ではないのです。海外生活を通し、子供からお年寄りまで、ためらうことなく学校や病院、個人のカウンセラーと話をすることは自然な事だと知りましたし、人間生きていく上で、葛藤することがあるのも個人差はあっても当たり前だと思います。その葛藤や悩みに対しての答えが、自分の中にあっても、なかなかその答えをすんなり引き出せないなら、「人の手」を借りてもいいんじゃないかと思います。それで心が楽になり、自分が好きになれるなら。そして、私にとって、その「人の手」の一人が、永井さんであったと思います。

ありがとうございました。また何かあったら宜しくお願いしますね。

ご冥福をお祈りします

先ほど、ハートフル・ラポールの飯塚さんから、お電話がありました。昨年からお世話になっている吉本武史先生が、お亡くなりになったとの事です。

先生は日本のNLPの草分け的存在であり、臨床的催眠療法の大家でいらっしゃいます。そして、NLPの名著である「リフレーミング」を訳された方としても有名なので、私など、とても実際にお目にかかれる方ではないと思っていました。それが昨年の5月に、飯塚さんが先生の講座を受けると聞き、あわてて私も受講させてもらっていたのです。

実際にお会いした先生は、雲の上の方などではなく、とても温和で優しい語り口で、時々ジョークも交えながら、分かりやすく、日本人に合った催眠を教えて下さいました。特に「潜在意識を100%信じる事」と「催眠とは共同作業である」という事を、豊富な臨床体験に基づいて教えて頂けた事は、私の大きな財産となっています。

先生は昨年の秋から、体調を壊して入院されておられました。そのため、講座は一時中断したのですが、また必ず良くなって戻ってきて下さると信じていました。ですから先生の突然の訃報は、本当に驚きであり、大きな悲しみです。

2年前、北岡先生にNLPを学ばせて頂き、昨年は吉本先生に日本人に合った臨床的催眠を学ばせて頂く事で、私の今までの心理療法・催眠療法の学びの道は、一つの大きなまとまりができると感じていました。その道の半ばでの先生とのお別れは、本当に残念でなりません。でも、これも何かの潜在意識的世界のメッセージかもしれません。

吉本先生には、短い間でしたが、本当にお世話になりました。心よりご冥福をお祈りいたします。

催眠はタイムマシン

私はけっこうSF小説が好きで、タイムマシンも本当にあったらいいなと思います。でも、現実的に考えると、今の科学では無理だし、そもそも人間の住んでいる世界のレベルでは、タイムマシンはありえないと思っています。

何とも夢のない話ですが、催眠の中では、まるでタイムマシンに乗って、過去の出来事を変えられたと思える体験ができてしまいます。

例えば、学校時代に嫌な思い出があったとして、その時のクラスメートを変えて、先生も変えて、本当はとても居心地の良い学校に通っていた、そんな風に変えてしまう事もできます。

もちろん、それは心の中のイメージでのお話ですが、私たちの潜在意識は、ありがたい事にイメージと現実の区別がつきません。だから、それが本当だったと感じてくれるのです。そして、もう学校時代の事を思い出しても大丈夫になります。

考えてみれば、過去の出来事など、この世界のどこにもありません。あるのは、私たちの心の中の記憶の世界・潜在意識のイメージの世界だけです。

それなら、今の私たちが幸せに、生き生きと生きられるように、心の中のイメージを変えてしまってもいいのです。

効果的な心理療法は、どれもイメージの書き換えをやりますが、それがまるで本当の事だったようにスッキリできるのは、催眠が一番かな、と思います。

イメージの力

体の病気を治すのに薬を使いますが、心の薬は何かと考えると、私は「イメージ」だと思います。

例えばレモンの事を考えると、自然に口の中が酸っぱくなってきますね。これがイメージの力です。

「レモンの事を考える」という作業は、「レモンの色や形、手ざわり、味、香りなどをイメージする」事に他なりません。

意識的には、実際にはレモンなんてないのは、充分に知っています。でも、私たちの本体である潜在意識は、現実とイメージの区別がつかないので、レモンの事を考えた(イメージした)だけで、現実にそこにレモンがあると思ってしまいます。

だから、実際にレモンを食べたのと同じように、くちの中が酸っぱくなってくるのです。

何ともややこしい話ですが、私たちは日常的にこの作業をしています。

例えば誰かと話した事を思い出している時、潜在意識は、まるでその人がここにいて、実際に今、ここで話していると思っているのです。

あるいは、寒い時に暖かいストーブをイメージすると、何となく暖かいような気がしてきたり、イメージトレーニング(体を動かさないで、ただトレーニングしている所をイメージする方法)だけでも技術が向上するのも、この力のお陰です。

だから、その力を上手に利用できたら、思いもかけない効果も起こります。

例えば、肩こりに悩んでおられる方は、よく「肩におもりが乗っている」とか「肩によろいが張り付いている」というイメージをなさいます。それを外したりはがしたりするイメージをするだけで、なかなか取れなかった肩こりが本当に楽になり、軽くなるのはよくある事です。

何とも不思議で、魔法のようにも思えますが、魔法とは、きっとイメージの操作の事なのでしょう。

心理療法や催眠療法は、イメージの力を最大限に引き出して、心と体を元気にする、すばらしい方法です。