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催眠療法のご感想

菜の花セラピー体験談 (35才・女性)

永井先生のもとにセラピーへ通わせていただくようになって、半年あまりになります。とても安心してセラピーを受けさせていただいています。

私が永井先生のところに通うことにしたのは、親の被保護下から卒業して自分を頼りにして行動していくことに不安が多く、自信をもって自分を頼りにすることができないという、自分の弱点を克服したかったからです。これまでの私は、うまく自立ができない自分に苛立ちを感じ、無理矢理物理的に親から離れることを何度も試みてきましたが、体だけ親から離れても、内面的な自立ができないために困難のある生活を送っていました。自分を安定させることができずに不安を感じて自分を追いつめたり、自信を見失ってしまったり、焦燥感から頑張り過ぎて体調を崩したり、人や物など様々な事柄に依存的な日々を送っていました。他者との信頼関係を育むことも難しくなりがちで、しばしば孤独を感じていました。そんな未熟な自分を責めたり、恥じる気持を抱えていました。その背景には、家族愛を枯渇する切なる想いと、家族への憎悪の念とが激しく衝突する私自身の内なる葛藤の繰り返しがありました。

永井さんは私の話を常にとても丁寧に、こぼすところなく聴いてくださいます。私が自尊心を見失わないように配慮しながら接してくださるので、私はいつも安心して、どんな小さなことでも、気になることは全て打ち明けることができています。そして、一度にたくさんのことではなく、私が話す膨大な内容のなかから適量をピックアップし、適切なプロのテクニックをつかって、ステップを踏みながら問題解消に取り組んでくださいます。その積み重ねによって私の日常には、ゆっくり少しずつですが、確実な変化があらわれてきています。

それは例えば、おいつめられないと、頭でやらねばならないとわかっていてもどうしても手が出せず、いつも焦燥感とともにしか大切なことをやりとげられなかった性質の変化などです。永井先生に相談してから、焦らず、少しずつやるべきことに手をだしながら、締め切りにとらわれすぎることなく物事を順序立ててすすめていくことができるようになりました。こういうことは、頭で分かってても、体がどうにも動かないというような、体と心が二分されるような厄介な事柄で、自分ではどうにもできないことで困っていました。その状態が改善されたことはとても大きな変化でした。おかげで、日常生活での支障が改善されました。

また、セラピーでは、今の私が自覚している問題点ではなく私の無自覚な部分、私の中に隠されている未解決の感情についても、私に負担の少ない形でそれらを表面化させて癒しへと導いていただいています。私は永井先生のセラピーが、はじめてのセラピー体験ではありません。以前にも何人か他の先生のもとへ通ったことがあります。そこでは、私の無意識が引き金になっている問題点を見抜いてもらうことはできましたが、そのやり方が強引すぎたために、かえって抵抗が生じたり、より不安定になったり、体調がひどく崩れたりしてとても不快な経験をしました。隠している傷口を暴き、そこに塩やわさびを塗るような荒療治でした。見抜かれるだけでなんの解決にも繋がらないでお金だけがかかるという痛い経験もしました。けれども、永井先生のセラピーは、違いました。永井先生は決して無理強いをしないのです。あくまでも、私の中の未解決感情が自然に浮かび上がって来た時に、それに対応してくださいます。またそうなるように、自然な形で導いてくださるので安心です。

永井先生のルームで私が特に気に入っているのは、これは、私は魔法の椅子と思っているのですが、びっくりするくらい心が緩みほっとする1人掛け椅子です。そこに座り、モフモフした気持のよい毛布をかけていただいて目を閉じ、永井先生のとてもリラックスできる優しい声に誘導されると、私の中にある自己治癒力が目覚め、今一番必要で確実な私を支えるための内なる心の声に出会うことができます。それは、自分の魂とお話する電話をつないでもらうような感じです。自分の魂の声によって私は、これまで忘れかけていた自分本来の健やかさ、自分の中に秘められた生命力を、再び取り戻すことができつつあります。

こうした時間を積み重ねて、私は、じっくり無理のない形で、自分の未来を生きて行く力を養うことができてきていると感じています。まだあと一息、両親や兄弟との関係、自分への信頼を確かなものにするために、もう1〜2ヶ月程お世話になるつもりですが、とても安心しています。そうした時間を自分に投資することができて、私の人生には辛いこともたくさんあったけれど、結果として今、私はそれなりに幸せなのだと感じています。心の自立や巣立ちが普通の人より遅れているのは悲しいことですが、でも、そのかわりに周り道に拾いものがあること、そして、まだ全然間にあうこと、途上である今の中にも楽しいことがあること、そんな発見ができるようになってこれて良かったなあと思います。自分の心と向き合ったり、自分を知って行くことは、簡単なことではないと感じます。気がつきたくなかったことを気がついたために傷つくこともたくさんあります。けれども、適切なサポートを受けることができれば、人は自分自身の力で、痛みを最小限に食い止めながら、生きる力を健やかなものに戻していけることが信じられるようになってきました。セラピールーム菜の花の永井先生と、人生の大切なタイミングで巡り会えて本当によかったです。そして、永井先生が毎回いれてくださるお茶とお菓子がとても美味しいです。

催眠の深さ

催眠療法を受ける時、深く入れば入るほど効果も高くなるような気がしますが、実際はそうではありません。催眠の深さと問題解決は、あまり関係がないのです。

深い催眠状態になって、沢山涙を流してすっきりしても、しばらく経つと、また元に戻ってしまう話を聞く事がありますが、これは催眠状態でストレスが解放されただけで、セラピーがうまく行ったとは言えません。

セラピーの目的は、毎日が楽に過ごせるようになる事です。そのためには深い催眠は必須ではありません。どの深さの催眠が一番良いかは、その方の潜在意識が一番よく知っています。

ですから、とても深い所まで行かれる時もあれば、まるで普通のおしゃべりをしているような時もあります。途中でティータイムを取る方もいらっしゃいます(その場合でも、すぐまた同じ深さに戻れます)。

そして、深くても浅くても、その方が毎日を心も体も元気に過ごせるようになられたなら、それが一番良い催眠なのです。

よい考え、悪い考え

もっとよい生活、楽な人生にするために、よく「よい事を考えましょう」と言われます。これはポジティブ思考とも言いますが、色々な本やネットでも、とてもたくさん見かける考えです。

悪い事やネガティブな事は考えないようにして、よい事やポジティブな事だけを考えるようにすれば、人生はよりよくなって行く、という考え方です。

なかなかもっともな考えで、本当にこの事ができれば、とても幸せな、成功する人生を送れそうですね。

でも、本当にそうでしょうか?そのような事は、本当にできるのでしょうか?

「よい事だけを考えようとしても、なかなかうまく行かない」
「どうしても悪い考えが浮かんできてしまう」

そのような体験をされた方のお話も、とてもよく耳にします。これは当然の事で「よい事だけを考える」やり方には、大きな限界があるのです。それは「よい事を考えるためには、同時に悪い事を考えなければならない」からです。

そもそも「よい考え」というのは「悪い考え」がある所に生まれます。逆に言えば、悪い考えがないと、よい考えかどうかの判断がつかないのです。

例えば真っ白な世界があるとして、そこにいる人は、その世界がが白いのか黒いのか、見分けがつかなくなるそうです。

白を白と分かるためには、比較する相手が必要なのです。それが黒です(赤でも青もいいですが、ここでは黒としますね)。白だけの世界に、ほんの少しでも黒があると、やっと「この世界は白だ」と分かるのだそうです。

「よい考え」と「悪い考え」も、これと同じです。
「よい考え」と「悪い考え」は、永久に2つのセットなのです。

「よい考え」を続けるためには、絶対に「悪い考え」が必要なのです。
そして「よい考え」を求めれば求めるほど「悪い考え」も強く感じられてくるのです。


では、幸せになるにはどうすればいいのでしょうか?それは「よい」「悪い」と、2つに分けることをやめて、どちらの考えも認めてあげればよいのです。

「よい事を考えている自分」は「好きな自分」ではありませんか?
「悪い事を考えている自分」は「嫌いな自分」ではないでしょうか。

「いつも好きな自分でいたい」と思うのは当然です。でも、好きな自分も嫌いな自分も、どちらも大切な自分自身なのです。

もっと怠けたい自分がいたら、それは「もっと休もうね」と教えてくれているのです。何かを怖がっている自分がいたら、それは危険な事を避けようとしてくれているのです。

「好きな自分」も「嫌いな自分」も、両方とも等しく受け入れられた時、そしてどちらも持っている大きな自分を認められた時、穏やかで揺るぎのない、本当の自分があらわれます。

潜在意識のある所

私はよく「潜在意識(無意識とも言います)」のお話をしますが、それがどこにあるかを実感して頂くのは、なかなか難しいです。「潜在意識」と言うくらいですから、分かりにくくても当たり前ですが。

潜在意識とは「意識では分からない部分」と「意識ではコントロールできない部分」を指します。ここは大きく分けて2つの仕事をしています。

一つは「生命の維持」です。私たちは寝ている間(意識が働いていない時)も、心臓や呼吸が止まらないし、血液は流れて、体温も下がりません。このように生命を維持する働きは、24時間、ほとんど無意識のうちに行われています。

もう一つは「記憶」です。私たちがこの世に誕生してから今までの記憶は、私たちの中にすべて保存されていると言われます。忘れていた昔の記憶が、ある時突然よみがえってくるのは、このためです。

この潜在意識は、私たちが起きている時でも、常に働き続けていてくれますが、その存在に気が付きにくいのは、ほとんどの場合、潜在意識が意識の希望通りに動いてくれているからです。

たとえば「こんにちは」と言おうと思って口を動かすと「こんにちは」と声が出てきますが、その時、口の形をどうするか、どこの筋肉を動かすか、声帯の形や呼吸のタイミングはどうするかなど、ほとんど考えていません。

意識がやっているのは「『こんにちは』と言おう」と思う事と、実際に「こんにちは」という声が出た事を確認する、これだけです。

他にも、歩いている時「どうやって足を動かそう?」などと考えなくても、自然に右足と左足がバランスよく動いてくれますが、この「考えなくても自動的に動いてくれる部分」が潜在意識です。

仕事をしている時も、くつろいでいる時も、寝ている間でさえも、私たちは24時間、潜在意識とともにあり、潜在意識のお世話になっているのです。

時々潜在意識と意識のバランスがおかしくなると、私たちはその存在に気がつきます。そして「潜在意識が足を引っ張る」とか「潜在意識が苦しめる」などと感じますが、それは、潜在意識の考えを、意識が分からなくなっているだけなのです。