たとえば相手はいつも通りなのに、こちらが疲れていたりして、嫌な気分の時と、気分が良い時とでは、相手との関わり方が変わったことはありませんか。
だから、相手と良い関係を作ろうと思ったら、まず自分が心地よい状態である事が先なのです。
悩んでしまって、どうしていいのか分からない時も、一番にするべき事は「自分を心地よくしてあげる」事です。周りの人と関わるのは、それが十分にできてからでいいのです。
それは「わがまま」とか「自己中」とは全く違います。「わがまま」や「自己中」は、周りを無視していますが、「自分を心地よくしてあげる」のは、相手の事も尊重する態度です。
コミュニケーションする時、機嫌のよい人と、機嫌の悪い人と、どちらの人と関わりたいでしょうか?どちらの人といるのが楽しいでしょうか?もちろん機嫌のよい人ですよね。
だれでも本当は機嫌のよい人、心地よくくつろいでいる人、穏やかな人と関わりたいのです。それを相手に求めるのではなく、自分がそのような存在になるだけの事です。
たとえばAさんとBさんがいて、周りから見れば、2人のうちでどちらが心地よくても、心地のいい人が1人いるのに変わりはありません。
では、AさんがBさん(他人)を心地よくしてあげるのと、AさんがAさん(自分)を心地よくするのとで、何か違いはあるでしょうか?これも周りから見れば、心地のいい人が1人できるのに変わりはありませんね。
では、他人を心地よくしてあげるのと、自分を心地よくするのと、どちらが楽でしょうか?もちろん「自分で自分を…」ですね。だって、自分で自分を心地よくする事ができないのに、どうして他人を心地よくする事ができるでしょうか?
「自分を心地よくする事」は、実は自分にしかできない、大切な仕事です。
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