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不安と神経症の時代

少し前の話になりますが、アニメ「崖の上のポニョ」の宣伝コピーで、「不安と神経症の時代に」という言葉がありましたが、本当に現代は「不安と神経症の時代」かもしれません。

私たちは毎日、膨大な量の情報にさらされていますが、どれが自分にとって本当に役立つのか分からないままに、情報がどんどん入ってきています。

食物を食べる時は、健康に良いものを選ぶように、心の健康を保つために必要な情報は、本当はそんなにいらないのではないでしょうか。

有り余る情報は、意識に入ってきますが、これはいわば他人の情報です。それを自分に当てはめようとすると、「悪くなったらどうしよう」「失敗したらどうしよう」「病気になったらどうしよう」と、理由もなく不安になってきます。

私たちの本体は潜在意識であって、意識ではありません。その人が健康に、安全に、幸せに暮らすための情報は、潜在意識の中にすでに揃っています。ですから、私たちは、ただ安心して毎日を送ればいいのです。

けれど、現代は意識が「自分が本体だ」と勘違いしている感じです。そして不安になって、どうしたらいいのかと思っても、本当は不安になる必要はないのですから、いくら考えても答えは出ません。ない答えを求めて、いつまでも同じ所をぐるぐるとまわり続け、その結果、心身共に消耗して、神経症となってしまうのです。

不安になるのが悪いのではありません。将来の事は分からないので、心配するのは当たり前です。でも、その事で今の生活を楽しめなくなるのであれば、それはとてもおかしなことです。今は、過去から見た「幸せなはずの将来」なのですから。

催眠療法は、意識の過剰な働きを抑え、潜在意識の中の、健康に、安全に、幸せに暮らすための情報に、もう一度巡り合うための、とてもパワフルで、確実な方法です。

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