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大家さんの庭

セッションルームの玄関の向かいは、自転車の駐輪場をはさんで、大家さんの家と、その庭になっています。

大家さんの家といっても、その敷地はとても広く、ひょっとしたらこの(ルームのある)マンションの敷地よりも広いのではないでしょうか!?「大家さん」というより「地主さん」とお呼びしたくなる貫禄です。(こんな所に、一度でいいから住んでみたいと思っております)

敷地の南側は甲州街道に面していて、街道側の庭には、柿や庭木がたくさん植えられていて、ちょっとした公園のようでもあります。なので、セラピールームのドアを開けると、庭の緑が目に飛び込んできて、とても気持ちがいいです。

ちょうど今、その庭に「花ニラ」というのでしょうか、高さ20センチくらいの、白い星型の花がたくさん咲いていて、まるで雪が降ったようです。よく見ると、少し白いヒヤシンスも混じっていて、日当たりの良い庭で、伸び伸びと、自由に咲いているお花を見ていると、こちらまで伸び伸びした気分になります。

このお部屋を見つけた時、隣の様子はマンションの入口からは見えなかったのですが、たぶんマンションか何かが立っていると思い込んでいました。それが、こんなに広い庭になっていると分かって、なんだか得をした気分でした。

去年の今頃は、こちらに越してきて日も浅く、庭を眺める余裕がなかったのですが、これからどんな花が見られるのか、今からとても楽しみです。

潜在意識のすてきな計らい

このブログでも、よく「潜在意識」という言葉を使いますが、潜在意識とは、意識できない心身の働きのすべてです。

たとえば「頭の後ろの感覚」は、いつも感じているはずですが、ほとんど意識される事はありませんね。そして、意識されない間は、その感覚は潜在意識の領域にあるのです。また、寝ている時に体に起こっている事は、全部潜在意識が管理してくれています。

なので、意識と潜在意識に入っているデータ量の差は、本当に、圧倒的に潜在意識の方が多くて(1対100万以上!)、私たちはほとんど潜在意識のままに暮らしていると言っても、言いすぎではないのです。

そして、私たちがこれからどうなっていけばいいのかは、意識では分からなくても、広大な潜在意識さんには、もうすべて分かっているようなのです。

催眠療法を受けていただく前に、思い当たる原因や、どうなりたいかなど、(意識的な)お話を伺ったりするのですが、実際に催眠療法を受けて頂くと、そこに現れてくるものは、意識的な予想のさらに上を行く、思いもかけないものである事が多いです。

そして、催眠中も、催眠が終わった後の振り返りでも、これが今の一番の結果であり、潜在意識さんが最良の答えを出してくれたと納得し、改めて潜在意識さんのすてきな計らいに、とても嬉しくなるのです。

ゲームとマンガと勉強

子どもが勉強しないと、親はストレスを感じることが多いですね。

特に、ゲームやマンガが大好きで、なかなか勉強しないお子さんに「ゲームやマンガばっかりではなくて、もっと勉強してほしい」と思ったお母様も多いのではないでしょうか。私もそんな時が一番イライラしていたように思います(反省)。

ところで、どうしてそんな時にストレスを感じるのでしょう。それは、無意識に「こんなにゲームやマンガに集中できるなら、その力をなんで勉強に使わないの?」と思うからです。

つまり「力はあるのに、必要な状況で使っていない」から問題を感じるのです。

大人でも「いつもはできるのに、なぜかできない」時に一番ストレスを感じますね。それと同じです。どちらの場合も、持てる力を必要な時に使えるようになればいいのです。

お子さんの場合、ゲームやマンガに集中している時の様子を、よく観察してみましょう。どんな所で、どんな姿勢でいるでしょうか?聞こえる音は何でしょう?どこに面白さを感じているのでしょうか?友達や兄弟に「すごいね~!」と言われるのが嬉しかったり、主人公になりきっているのかもしれません。

集中している時の様子をよく観察したら、勉強する時も、その感じに近くしてみましょう。どんな場所が好きでしょうか?何かを聞きながらの方が集中しやすいでしょうか。それはどんな音ですか?そのボリュームは?鉛筆の色、固さ、書き心地はどうでしょう?ノートは?消しゴムは?

難しい問題より、やさしい問題をやっていたいかもしれません。ちょっと変わった問題の方が、面白いと感じるかもしれません。もしかしたら、入口の、ほんの小さな所でつまづいているのかもしれません。そこは大人が丁寧に付き添って、いっしょに進んでいくのがいいのかもしれません。

できた事を、どんな風に評価してもらいたいでしょうか。小さな事でも、まめに声かけしてほしいでしょうか?難しい事が出来たら、いっしょに盛り上がってほしいでしょうか?さりげなく笑ってうなづいてもらいたいでしょうか?ほめる時は、すぐに、分かりやすくほめてあげましょう。

目標は、勉強をする時に面白い、楽しいと少しでも感じたかどうかです。そのお子さんはとても集中力があるのです。その集中力を発揮している時の五感を、勉強する時にも使えるようにしてあげればいいのです。

そして、お子さんが勉強するのが楽しいと思えるようになってきたら、少しずつ親は手を放して行きましょう。誰でもみんな、それぞれの役割をこなしているのです。自分でやるべきことを自分で考え、自分で計画を立てて実行していけるよう、そっと暖かく見守って行きましょう。ゲームやマンガを自分で選べているように、その力も、十分に備わりつつあるのですから。

体の声を聞く

「心と体は一つ」と言われるように、感情は体にも現れます。

びっくりすると、心臓が止まりそうになったり、嬉しいと胸が暖かくなったりしますね。小さなもの音を聞いた時、眉毛がぴくっとするかもしれません。このように、どんな小さな心の動きでも、体のどこかが変化しています。もしかしたら、感情の正体は体なのかもしれません。

体が不調だったり、違和感がある時は、もしかしたら、気づいていない感情があるのかもしれません。そして、そのような感じを出すことで「私に気がついて」と言っているのではないでしょうか。

体の中で、感情の現れやすい所は、大体決まっています。

例えば、
のどは「言いたくても言えない」「言いたくない事を言わされる」
胸は「悲しみ」「寂しさ」「悲しみ」
胃のあたりは「やりたくない事をやらされる」「やりたい事ができない」
おなかは「恐怖」「恐れ」

この4か所が一番多いのですが、他にも

肩は「責任感」、背骨は「自信」、腰は「怒り」

このような感情が現れると言われています。

体に、原因の分からない不調や違和感があったら、そっと、その部分に語りかけてあげましょう。

「こんにちは。あなたがそこにいるのに気がつきましたよ」
「そんな感じを出す事で、私に何を伝えようとしてくれているの?」

すると、その部分は何かをテレパシーのように伝えてくれるかもしれません。

「がんばりすぎだよ」「寂しいよ」「もっとリラックスして」「恐がらなくていいよ」「もっと楽しもうよ」

その言葉を聞いてあげるだけで、体は安心し、少しずつ和らいでいくことができるのです。

具合の悪い所があるのに、病院で「どこも悪くありません」と言われたら、それは喜ばしい事です。だって、あなたがその部分からのメッセージを、優しく聞いてあげればいいのですから。

今、ここでできる事

人間が一生の間にできる事は、思ったほど多くはないかもしれません。

限りある人生の中でできる事といったら、今、ここでできる事を、コツコツとやっていく事だけです。昨日の失敗を、昨日に戻ってやり直すことはできないし、明日の不安を、明日に先回りして解消しておく事もできません。

できるのは、今、ここで最善を尽くす事だけです。

昨日の失敗は、良い経験として生かせばいいし、明日の心配には、今、ここでできる準備をしておけばいいのです。過去の辛い出来事も、未来に感じる不安も、今、ここで感じている事です。そして、それらを感じる分だけ、今、ここで最善を尽くすエネルギーが減るのです。

心理療法や催眠療法でできる事は、今、ここに安心していられるために、傷ついた過去の自分を癒し、過去から学び、未来の不安を解消することです。

そして、ご自身の中にいるのに、まだ気がついていない、すばらしいご自身と出会って頂くことです。