短期の介護施設にお世話になっていた母が、やっと特別養護老人ホーム(いわゆる老人ホーム)に入居する事ができました。待つ事2年余り。長いような、短いような2年でしたが、先週、荷物をまとめて引越しを済ませました。
今までの介護施設では数カ月ごとに転院を繰り返し、そのたびに気持ちが不安定になっていましたが、しだいに場所が変わっても、昨日いた所と今日いる所が同じなのかどうか、分からなくなっていました。今回、老人ホームに入居してもほとんど混乱しなかったのは、とてもありがたいと思いました。
短期の施設と違い、老人ホームはそこが住所となるので、雰囲気もとてもアットホーム。デイルームにいると、普通の家庭にいるような、くつろいだ気分になれて、いつも心配そうな顔をしている母も、どことなく表情が優しくなっています。
振り返ってみれば、身体の弱い夫と子供を抱えて、目の回るような日々を過ごしてきた母です。子供から見て色々ありましたが、新しい家が母が安らいで過ごせる所でホッとしています。
いまさらですが「催眠療法」のよさに、あらためて気づいています。
私は「心理療法」と「催眠療法」を使わせて頂いていますが、主に使っているのは、自然の流れの中で使っていける「心理療法」です。そして、「催眠療法」は、お客様のご希望がある時だけにして、こちらから「催眠療法」を積極的にお勧めすることは、していませんでした。
でも、もし「ちょっといいかも?」と気になる方には、とてもお勧めの療法です。「心理療法」よりは時間がかかりますが、より深い意識と繋がる事ができます。
まだ日本では「催眠療法」というと、まだ怪しいイメージがあって、自分がコントロールされるとか、言いたくない事を言ってしまいそう、という感じがあって、「催眠療法はちょっと」と思われる方も多いのではないでしょうか。
「催眠」は特別な意識状態になるわけではありません。私も最初は「どんな不思議な世界に行けるのだろう?」などと、ちょっとワクワクしましたが、別に普通の感じでした。最初から最後まで意識ははっきりしているし、誰かにコントロールされることはありません。全く別の人間になるわけでもありませんが、イメージがとっても湧きやすくなります。
「催眠」とは、意識を集中すること。そして潜在意識と繋がりやすくすること。
「催眠療法」は、今まで気がつかなかった自分に出会う旅のようなものです。そして、今まで忘れていた事や、記憶の中にしまわれていた事がイメージとして思い出され、問題だと思っていた事に新しい視点が生まれて、その結果す~っと楽になるのです。そしてその時「やっぱりこれだった」とか「このことは知っていた」という感じを、皆さまが持たれます。まるで心の中の大掃除のような感じがあります。
まだ思い出すタイミングではない事もありますから、そこは十分に気をつけなければいけませんが、潜在意識が導いてくれる心の旅に、たまには出かけてみませんか?
2月は寒い日が多かったですが、3月に入って、やっと春らしくなってきましたね。
日本の四季の中で、いつが一番好きかと聞かれると、迷わずに「春」と答えます。それは寒い冬を乗り切って、無事に春を迎える時、なんともいえない嬉しさを感じるからです。
以前20人くらいのグループで、好きな季節ごとに集まるという、簡単なゲームをした事があります。どの季節にも同じくらい好きな人がいて、好きな理由もかなり似通っていて、とても面白いと思いました。
もちろん私は春のグループに入りましたが、ここでも春を好きな理由が皆おなじで、お互いにとっても親近感を感じました。
このゲームはそれが狙いだったのですが(初対面の人同士が、短い時間で親しくなる)、とっても心地よいゲームでした。
毎年春になると、このゲームの事を思い出します。
3月2日、3日と、ホリスティックワーク主宰の「ソマティック・ヒーリング」のワークショップに行ってきました。
ソマティック・ヒーリングとは、「身体の状態は、それがどんな状態でも、今その人に対するメッセージであるとの仮説に基づいて、そのメッセージが何であるかを探り、身体が欲している事を行っていこうとする対話型の癒しの技法(ホリスティックワーク)」です。
私が心理療法・催眠療法の道に進んだのは、「心と身体は一つ。心のあり方が身体の健康を左右する」ということを強く感じていたからでもあります。なので、このワークショップを知った時、迷わずに申し込みました。
講義も面白かったのですが、実技も、ものすごくパワフルでした。
そのなかの一つ「催眠運動」をご紹介すると、
クライアントは横になり、自然に体が動きたいように動いていきます。周りにいる人たち(セラピスト役)は、クライアントがやって欲しい事、優しく触れたり、マッサージしたり、押したり、どんな事でもすべて援助します(というより、やらせて頂くという感じです)。そしてクライアントを温かく見守り、愛し、励ましの言葉をかけ続けます。
クライアント役の方は、体がほぐれていくにつれて、涙を流されました。回りの私たちも、思わず涙ぐんでしまいました。
後で伺うと、そのときとても強い愛を感じられたそうです。みんなに励まされている、支えてくれている、その愛の感覚が、みんなの手からダイレクトに伝わってきて、思わず泣いてしまったのだそうです。
日本人は、私を含めて愛情表現が下手で、つい恥ずかしいと感じてしまいますが、私もクライアントになっていたら、愛を感じさせてもらった嬉しさで、きっと大泣きしていたと思います。
他にも内なるヒーラーの手術を受けたり、色々な方法を習いました。私も肩こりと胃の不調を治してもらいました。
このワークショップを受けて、ずっとやりたかった事「心を癒して心も身体も健康に」という事に、また一歩近づけた感じがしています。