先日「塩野圭子型絵染展」にお邪魔してきました。場所は青梅の「繭蔵」という大きな蔵造りの、風格のある古い建物です。以前はここで蚕を飼っていたそうで、1階は自然食レストラン、2階が画廊になっています。
染色家の塩野圭子さんが、毎年12月中旬から約1ヶ月間、ここで個展を開かれているのです。
圭子さんの作品は、沖縄の紅型の手法を使って、身近な花や木をモチーフに、落ち着いた色合いの天然染料で麻布に染め上げたものです。それ以外にも、かぼちゃや水菜などの野菜、カミキリムシ、カエルなど、決して目立つわけではないけれど、私たちの身近にいる生き物たちを、自然のままに丁寧に切り取って、存在感たっぷりに、時にユーモラスに見せてくれます。作品からは、自然に対する優しいまなざしが感じられ、とても心が和みます。

昨年、たまたま行かれなくて、今年は2年ぶりに伺いました。久し振りの展示会は、繭倉のほの暗い、でも温かみのある空間にとてもよく溶け込んで、建物の中なのに、まるで自然の中にいるような、そんな優しい感覚を覚えました。時間も、とてもゆっくりと流れています。
人間は自然の中で、自然とともに生きている、そんな事が自然に感じられる型絵染展でした。
今年はネズミ年、「干支物語」はまた新たなシリーズが始まったそうで、来年も伺うのを、今からとても楽しみにしています。
今日は成人の日。
晴れ着を着たお嬢さんや、ピカピカのスーツを着た青年を見るのは、とても嬉しいものです。背筋を伸ばして、ちょっと緊張して、とても初々しい新成人です。
子供たちが成人式を迎えた時、口々に「年取った」「若くなくなって、がっかり」などと言っていましたが、全然そんなことはありませんよね。これからどんな冒険だってできるし、その力も十分にあります。そして「どんな人生にしたいか、自分で決めていい」のです。
人生は、まだ始まったばかり。これから知らない事や分からない事に、たくさん出会うことでしょう。いい事もあれば、嫌な事もあります。それらはどれも成長のための大切な経験。「今はこれを学んでね」と、世の中が教えてくれているのです。2度とない大切な人生、持てる才能をどんどん伸ばして、すてきな人生を送ってくださるよう、お祈りしています。
税人の日おめでとう☆
今日は1月7日。七草がゆを食べて、1年の無病息災を願う日。お正月にご馳走を食べ過ぎて、ちょっと疲れ気味の胃にも、とってもいいそうですね。
我が家も超簡単ではありますが、七草がゆを作ってみました。夕食の時に頂くと、なんとも言えない味わいがあって、いい気分です。
日本には、お正月から始まって、四季折々に年中行事がありますが、「年中行事は、季節の変わり目を健康で乗り切るのに、とても役立つ」と聞いた事があります。
日本の四季は、とても変化に富んでいますね。その中で暮らすためには、季節の変わり目ごとに自律神経のバランスを取っていく必要があるそうですが、年中行事を体験する事で、五感が刺激され、そのバランスが整うんだそうです。
例えばお正月は、お正月飾りを見て、お正月の挨拶を聞いて、祝い箸に触れて、おせち料理を味わって、その香りを楽しんで、ちゃんと五感を使っています。初詣やお正月の遊びも、五感がフル回転しそうです。
七草がゆも、七草を刻む歌を歌って聞いて(今は聞かなくなりましたねぇ、ちょっと残念)、七草がゆの緑と白の色を見て、お椀に触れて、香りと味を楽しみます。
心身の健康を保つための知恵が、こうした伝統行事には込められているのですね。忙しいと、ついつい簡単にすませたり、やめてしまったりする事も多いのですが、ストレスが多くて、季節感を味わうのが難しくなった今、その良さを改めて見直せればと思います。
たいした物ではないけれど、年末には必ずおせち料理を作ります。
子供の頃、年末にはいつも忙しい母が、ますます忙しそうにおせち料理を作っていました。そしてなぜか、私は必ず「紅白なます」作りをやらされました。大根と人参を、できるだけ細く切っていくのですが、家庭科が苦手で、包丁の持ち方が下手な私は、ものすごく時間がかかりました。だから毎年苦痛でたまりませんでした。
でも、結婚してからは、必ず紅白なますも作っています。理由は「買うよりも安くてたくさん出来るから」。そんな目標を持つと、あんなに嫌だった大根と人参の千切りが、全然いやではないのです。しかも年々上手に(多分)早くできるようになる気がして、ちょっと嬉しかったりもしています。
子供の頃に苦手だったり、下手だったりした事は、実はそんなに苦手ではないのかもしれません。うまくできないと思っていた事も、自分でそう感じていただけで、本当はちゃんとやれていたのかもしれません。
もし今、「苦手だからできない」と思う事があったら、それはいつ頃から思っていたのでしょう?それはなぜでしょう?誰かに言われたからですか?失敗した経験があったのでしょうか?だれもいい方法を教えてくれなければ、子供なら失敗して当り前です。
「できない」と思うことは、「やりたい」気持ちの裏返しでもあります。潜在意識が「もう一度やってみようよ」と呼びかけているのです。思い切ってもう一度やってみませんか?きっと新しい発見がありますよ。
新年明けましておめでとうございます。
年末になると交わされる、「どうぞよいお年を」という挨拶が、
とても好きです。
「よいお年を」と口にするだけで、これから迎える新しい年が、
いかにも暖かく、良いもので満たされるような、そんな感じがします。
そして、今日は「明けましておめでとうございます」
年の始まりを、皆でお祝いできる事の喜びを、
素直に感じていたいと思います。
これからの未来に、良い事がたくさんありますように。
今年もよろしくお願いいたします。