ホーム > ブログ > 心理コラム > 言葉にすること

言葉にすること

言葉には、とても不思議な力があります。

私たちが何かに意識を向ける時、それはイメージとしてとらえています。たとえば赤いりんごがあったら、その色、形、手触り、香り、机に置いた時の音、などなど、五感を使って認識します。

けれど、イメージのままではとてもあやふやな情報です。これを「一つの赤いりんご」と言葉にして初めて、頭の中にしっかり収める事ができるのです。

たとえば小さい子供の目の前に、黄色い蝶々が飛んできたとき、「黄色」と「蝶々」という言葉を知っている子供だけが「あ、黄色い蝶々だ!」と気がつくのだそうです。

その子が言葉を知らないうちは、「何かが目の前にいて、いなくなった」程度にしか分からないんだそうです。


もし心のなかに「言葉にならないもやもや」があったら、それにも言葉を与えてあげましょう。

「言葉にならないもやもや」は、まだイメージとしてしか現れていない、潜在意識からの大切なメッセージです。言葉にしてあげないと、いつまでももやもやしたままです。時間がかかってもいいから、ぴったりの言葉を探してあげましょう。

始めはなかなか思いつかないかもしれません。「これかな?」「あれはどうかな?」いろいろ考えてみましょう。本の中や、誰かの話の中に見つかるかもしれません。もしかしたら、テレビドラマの主人公のセリフに、ぴったりくる言葉があるかもしれません。そしてその言葉がぴったりだと感じた時、もやもやは消えて、何かが胸の中にストンと落ちたような、とてもすっきりとした気分になれるでしょう。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 言葉にすること

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする

(初めてコメントする場合、承認されるまではコメントが表示されない場合があります。)